12月27日 山菜蕎麦をつくる。プレ・年越し蕎麦を披露する

妹が、みかんを2箱持って実家にやってきた。

実家では、義理姉と、出産前後のために帰省している義理姉の娘と、娘の子が2人、集まっていた。私もいた。昨日昼には、夜からの雪予報が入っていたので、暖気でザクザクになったうえに、もしも大量に降りでもしたら車が出せなくなる可能性があると考えて、実家通路の雪はねを、2時間くらいかけてひとりでしていた。

それが、なぜと思われるほど、偶然通りかかった近所の友人Nちゃんにも、近所付き合いのひとにも、サンダルで外に出てきた父や、買い物に出かける義理姉にも、望外のほど喜ばれた。

水分を含んで、ここ1日〜2日の雪はあまりに重過ぎると見たのか、わりと近所でも溶けるにまかせるのみで、そのままのところが多く残されてはいた。

 

父母と私、特に父と私の関係は、数日来のことで、あれからどうなったのかというと、とにかく、呼ばれたんだ。

なんで呼ばれたんだっけ?・・・・・あ!

母が買い物に行きたいから、車に乗せて行ってほしいと前日に電話で言ってきたので、それで翌日の25日、実家に行ったんだ。マスクをして家の中に入るとメガネが曇って、目の前を白くさせて薄ぼけたままにしていると、なぜかしゃべらなくてもじっとしていられた。

「お前、そこでつったってないで座りなさい」と父に言われるまで、父母が座るテーブルの前で、メガネの曇りに気を取られていたんだ。

 

一週間ほど前に、蕎麦つゆのかえしを作ってあったので、今日は混合出汁を作って、「試しに作るから、これでうまく行ったら、大晦日に正式な年越し蕎麦作るから、今日の夜ごはんに、蕎麦食べてみてよ」と、約束して、トッピングの具も用意した。鶏肉も、下ごしらえを終えてあったので、温かい蕎麦を何度か試した中では、今日こそ、ほぼ完璧なスタイルで、実家の台所で、さっと蕎麦を茹でて、スマートに提供できる・・・と、真剣に流れを考えてやってみた。

ラーメンの時もそうだったけど、先にネギを刻んでおくべきだった、だとか、用意するトッピングの手順が抜けていたり、何かひとつのミスがあると、それをどこでカバーしようかとか、忙しなく考えながら台所で立ち回る事になる。

それにしても、かなり準備万端だった。「うっしっし!」と言いたいほど、良い出来だったと思う。

混合出汁を多めに作ったので、余った分を、ガラスポットに入れておこうとして、ガラスポットを落として割ってしまったけれど。

私は、ここでコケちゃいけないと強く思ったので、紙モップでガラス破片を集めて、掃除機ガーッとかけるなど、我ながら完璧な片付けだった。

麺類は総じて、調味料を多めに使う事になるし、それはラーメンのことだけど、下ごしらえの時にも、さとう・塩を大量に使うし、それでもコクがなくなるのは避けたいし。反省点としては、醤油が多かったんだ。反省した。もっと薄くても良かったんだ。

レシピの通りに、分量は厳密ではないにしても、計ったけれど。あれで、かえしの醤油が多かったんだ。

ああ、反省した。でも喜ばれて、私は嬉しかった。

混合出汁は、昆布ドッと、いりこパラパラ、かつおぶしは大胆にドーーー!と入れると。けっこう、ドーッでいいんだなということがわかった、蕎麦の場合は。出汁とかえしのバランスで最終調整しているようなものなんだ。と、すると、かえしの醤油は、やはりあのままでよかったのか。

出汁の何かを、もっとドーーーッ、とすればよかったのかもしれない。

 

 

 

クリスマス・シリーズ